どうして筋トレのセット間休憩は1分と言われているか?
- my-baby-blueaf1
- 2022年5月30日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年6月5日
こんにちわ。出張パーソナルトレーニングサービスButterfly代表の松尾です。
今回はどうして筋トレのセット間休憩、いわゆるインターバルが1分と言われているか?
について解説していきたいと思います。
みなさんもよくジムやスポーツでの筋トレ中、セット間の休憩をなんとなく1~2分だと思い、自然にとっていたと思います。ですがなぜ1分なの?と聞かれるとうまく答えられる人は少ないのではないかと思います。
結論から言えば、世間一般的に筋トレと称されるのは細かく分類すれば筋肥大というもので、全力の70%程度の重量で1セット(8~12回)をこなし、セット間を1~1分30秒休むのが筋肉の発達には最も適している、ということだからです。
筋肉の成長を促す成長ホルモンは筋肉を動かしたあと1分を境に減少していきますので、単純に筋肉を発達させたいという目的の場合は最も合理的というワケですね。
では 「筋肥大の他にはどんな種類の筋トレがあるの?」 という方のために少しだけ細かく分類して解説したいと思います。筋トレには(もっと細分化することもできますが)以下の種類があり、目的によってセット数やインターバルが異なります。
▼目次
脂肪燃焼
シェイプアップや脂肪を燃焼させたい、という目的の場合は軽重量で1セット(20~30回)を3~5セット行い、セット間の休憩(インターバル)を30秒にしてより有酸素運動に近い効果を狙います。
筋持久力
筋持久力を付けたい場合は60~70%の重量(1回で持ち上げられるMAXの重さを100%と
した場合)で1セット(12~20回)を2~3セット行い、セット間の休憩(インターバル)を30~45秒にして筋肉の連続運動への耐久性を付けていきます。
筋肥大
筋肉を付け、大きくする、発達させることが目的の場合は70~80%の重量で1セット(8~12回)を3~6セット行い、インターバルを1~1分半(60~90秒)に設定して成長ホルモンの分泌を効率良く利用します。
筋力
筋力を付け、より重い重量やパワーへの耐久性を高めていきたいという場合は、80~90%の重量
で1セット(4~8回)を2~6セット行い、インターバルを2~4分に設定して
毎セット強い力を発揮できるように少し長めに休憩を取ります。
まとめ
筋トレ間の休憩が1分だと言われているのは、筋肥大の効果を最も効率良く発揮するためであり、目的別によって筋トレ間の休憩時間は異なる!!
上記内容をご参照いただき、みなさんの筋トレライフがより充実したもの
になり、それがみなさんの人生をより良くすることを願って今回の解説を終えたいと思います。
また、より詳しい解説や別の方の書いた記事も参考にしたい、という方は以下のページもぜひご参照ください。
写真はお客様と談笑しながらストレッチを施している様子です!!
やっぱりお客様とのコミュニケーションや、セッションを通して元気に・笑顔になってくれることはトレーナーにとって何よりの喜びですね。
それでは次回の投稿でお会いしましょう!!

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