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なぜ?筋トレ中に呼吸が大事な3つの理由

更新日:2022年6月5日


みなさんこんにちは!!出張パーソナルトレーニングサービスButterfly代表の松尾です。



今回はなぜ筋トレの最中に呼吸をすることが大事なのか?について3つの視点から解説していきたいと思います。


パーソナルトレーニング 松尾尊司
パーソナルセッションの一場面

みなさんの中にはダンベルやバーベル、自重での筋トレの際に思わず力んで息を止めてしまっていたり、重いウェイトを上げるのに必死でいつ吸う?吐く?がよく分からない、呼吸をする必要性がよく分からないという方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。



結論から言えば、筋トレの際に呼吸をすることは①血圧の上昇を防ぐことによりトレーニングの安全性を高める、②酸素を多く取り入れることによりトレーニングの効率を上げる、③フォームが安定し、より重いウェイトにも対応できるようになる、に繋がります。



言い換えれば、呼吸を止めて筋トレをするということは血圧を上昇させ、トレーニングの効果を下げるだけでなく、ケガや場合によっては身体に重大なリスクを負わせることになりますので、みなさんに安全にトレーニングを続けていただくためにひとつずつ解説していきたいと思います。



▼目次





血圧の上昇を防ぐことによりトレーニングの安全性を高める

呼吸を止めて重いウェイトを上げることは血管内に過度のプレッシャーをかけて血圧を急上昇させ、血管に大きな負担をかけることに繋がります。それにより頭痛やめまいを引き起こす他、最悪の場合は血圧に耐え切れなくなった血管が破裂したり、心筋梗塞や狭心症、脳出血や脳梗塞などの重篤な疾患に繋がる可能性があります。


人体の活動は端の端まで血管を通して栄養されることで支えられています。普段からの食生活や生活習慣への気遣いにプラスして、みなさんが安全にトレーニングを続けられるように筋トレの際には呼吸を止めずに行うことを心がけましょう。



酸素を多く取り入れることによりトレーニングの効率を上げる

筋トレ中も継続的に酸素を取り入れ、全身に酸素を行き渡らせることは継続的に大きなパワーを生み出すことに繋がり、よりトレーニング終盤までの筋トレの質を高めます。それに加えて多くの酸素を取り入れることは脂肪の燃焼にも効果があります。燃焼された脂肪はエネルギーとなり、体は余分に筋肉を分解しなくて済むので、より筋トレの効果が出やすくなります。


酸素を取り入れることは単純にセット数(回数)をサポートしてくれるだけでなく筋肥大をもサポートしてくれるということですね。



フォームが安定し、より重いウェイトにも対応できるようになる

一定のリズムで息を吐く・吸うすることにより、腹筋にも力が入りトレーニング中のバランスが取りやすくなります。継続的に酸素を摂取することで、しんどくなりフォームが崩れるのを防ぐこともできます。


基本的に大きな力を発揮する際に口から息を吐き、逆の動作の際に鼻から息を吸いますが(スクワットで言えばお尻を下げる時に吸い、お尻を持ち上げる時に吐く。チェストプレスで言えばヒジを曲げていく時に吸い、ヒジを伸ばす時に吐く)、もしもウエイトが重すぎて息を止めないと上げられない、という場合はそもそもの重量設定に誤りがあると思われます。その場合はあくまでフォームと呼吸を重視し、思い切って軽い重さに切り替えましょう。


大丈夫ですよ!!フォームと呼吸を重視し、地道に継続していけば少しずつでも必ずウェイトは上がっていきます。






ということで上記の内容から筋トレの最中に呼吸をすることがいかに重要かをご理解いただけたのではないかと思います。余談ですが、ここ数年で一世を風靡したマンガ「鬼滅の刃」の中にも様々な呼吸に関する技が登場しますね。パーソナルトレーナーとして数々のお客様とセッションをこなしてきた自分も、トレーニングにおいて「呼吸」と「姿勢」がいかに重要であるかを度々痛感してきました。



トレーニングの中で「呼吸」と「姿勢」を改善し、それが日常のなかで習慣化することによってみなさんの生活が、そして人生がより良くなることを願って今回の投稿を終えたいと思います。



また、より詳しい考察や別の方の書いた記事も参考にしたい、という方は以下のページもぜひご参照ください。







それではみなさん、また次回の投稿でお会いしましょう!!

 
 
 

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