なぜ胸の動きが姿勢改善やトレーニング効果UPにつながるのか？

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2022年11月3日
読了時間: 3分

こんにちは。出張パーソナルトレーニングサービスButterfly代表の松尾です。

今回は「なぜ胸の動きが姿勢改善やトレーニング効果UPにつながるのか？」

というテーマで胸回り（胸椎や胸郭）の動きの重要性について解説をした後、実際のセッションの様子をご紹介していきたいと思います。

みなさんも毎日のデスクワークや家事などで、気付いたら「猫背になっていた」とか「まき肩になっていた」とか「肩がこる」ということはよくあるのではないでしょうか？私も普段はカラダを動かしてセッションをするのがメインなのですが、ときどきこうしてデスクワークの時間がメインになると姿勢には十分注意して過ごすようにしています。

特に胸の動き（胸椎・胸郭の動き）はすべての動作の始まりと言われ、姿勢改善や運動でのトレーニング効果UPには欠かせない要素となっているので、その仕組みについて解説していきたいと思います。

まず、腰痛や関節痛よりも先に胸（胸椎）がまるまっていくことにより上半身に猫背やまき肩などが起こっていきます。それにより首が前に出ていき、顎が出て肩こりやストレートネックが出てきます。胸椎が曲がり首が前に出たことでカラダの重心は前傾し、腰に負担をかけて腰痛が発生していきます。腰が曲がることにより、足はガニ股になり、まさに絵に描いたような高齢者の姿勢（もちろん高齢の方でも姿勢の整った方はたくさんいらっしゃいます）となっていきます。

胸椎が曲がる　⇒　猫背・まき肩になる　⇒　首に負担がかかり肩こりで出る　⇒　上半身が前傾することにより腰痛になる　⇒　姿勢や関節に様々な不具合が発生する

という構図が出来上がってしまうというワケですね。姿勢は人間の第一印象にも大きく関わっており、背中を見れば年齢が分かるとも言われるほど、毎日の習慣と姿勢や関節痛などは密接に関わっているということが言えると思います。胸まわりの動きを出し、改善するエクササイズについて具体的に知りたい、という方は下記のページも参考にしてみてください。

胸椎・背骨の動きを高めるストレッチング・モビリティエクササイズ

3ステップで胸椎を緩める、動かす、鍛える

胸椎伸展ストレッチのやり方

胸椎の柔軟性改善エクササイズ

胸椎が動作改善のカギになる

当パーソナルトレーニングサービスでは、トレーニングでの筋力UPやダイエットなどだけでなく、姿勢の改善や痛みの予防にも力を入れて取り組んでおりますので、ここで１回のセッションの流れについてご紹介させていただきます。

【　　パーソナルトレーニング　８０分の場合　　】

まず、セッションの始めには体調の確認と体重・体脂肪・血圧などの測定をし、簡単な問診を行っていきます。